Linux ファイルの中身を表示する($cat, $less)

シェル上でファイルの中身を確認するコマンドをまとめました。

ファイルを表示する[ $ cat ]

 
$ cat (オプション) ファイル名1 ファイル名2…
 
オプション 内容       
-n行番号を表示する

catコマンドは、ファイルの中身を表示します。

ファイル名を半角スペースで区切れば、複数のファイルを連結して表示できます。

しょうゆ
しょうゆ

catコマンドの語源は「concatenate」(連結する)という意味やぞ!🤤

「-n」オプションを指定すると行番号を表示するようになります。

ファイルをスクロール表示する[ $ less ]

 
$ less (オプション) ファイル名
 

lessコマンドは、ファイルの中身をスクロール表示します。

スクロール操作のコマンドは下記のとおりです。

コマンド  内容             
f
(Space)
(Ctrl + v)
1画面下にスクロール
b
(Alt + v)
1画面上にスクロール
j
(Enter)
(Ctrl + n)
1行下にスクロール
k
(Ctrl + p)
1行上にスクロール
qlessコマンドを終了する

ファイル内の検索

lessコマンドでは、ファイルを表示中に「/」を入力すると、ファイルの中身を検索することができます。

コマンド  内容         
/(文字列)下方向を検索する
?(文字列)上方向に検索する
n次の検索結果に異動
shift + n前の検索結果に異動

検索機能は非常に便利なので覚えておくとよいでしょう。

まとめ

この記事のまとめ
  • ファイルの中身を表示する[$ cat]
  • ファイルの中身をスクロール表示する[$ less]
    • ファイルの中身を検索する[/ (文字列)]

作成者: しょうゆ

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